教育方針

Ⅰ教育理念

幼稚園教育において育みたい資質・能力である「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力の基礎」そして「学びに向かう力、人間性等」をふさわしい生活を通してしっかり育む。


Ⅱ 教育目標(園目標)

『 夢に向かい 自分らしさを生かして ともに輝く子 』

変化が急速で予想が困難な時代にあって、様々な変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していくことや、様々な情報を見極め知識の概念的な理解を実現し情報を再構築するなどして新たな価値につなげていくこと、複雑な状況変化の中で目的を再構築することができるようにすることが求められている。

そうした時代を生きぬく力の育成に向け、幼稚園教育においては、小学校以降の学びの土台づくりが求められている。

本園においては、幼稚園教育要領、県・市の教育理念を受け、遊びや生活を通して、友達と関わる中で、自ら健康で安全な生活をつくりだし、自分と友達の思いや考えを共に大切にしながら成長していくことを目指して、教育目標「夢に向かい 自分らしさを生かし ともに輝く子」を設定した。


Ⅲ 重点目標

「遊びを通して、主体的、協同的に学ぶ子の育成」(自立心・共同性・思考力の芽生え)


Ⅵ 園経営構想

1 経営基本理念

(1)   家庭では体験できない社会・文化・自然などに触れ、教師に支えられながら、幼児期なりの世界の豊かさ

  に出会う場としての幼稚園をつくる。

(2) 小学校以降の学びの土台づくり、生活の基盤づくりを担う幼稚園教育を進める。

(3) 幼稚園・保護者・地域は、役割と責任を自覚し、連携して、魅力ある地域の幼稚園をつくる。

 

2 園経営目標

「幼児期の教育のセンターとしての幼稚園」

社会の著しい変化の中で、子どもたちを取り巻く環境が社会的にも家庭的にも複雑化し、価値観が多様化している。また、社会性の欠如、個人主義的な考え方が強まり、子どもの成長・発達に多くの課題が生じている。こうした中、2011年の東日本大震災以後、人としての生き方や人と人との関わり・「絆」について見直されるようになった。今、子どもが育つ「家庭・地域・学校」が、互いの特性を生かして子どもの人格形成に携わることの重要性が再認識されている。

また、「急速な技術革新」「人工知能の開発」「ますますグローバル化する社会」「これまでにない大規模な災害」「新型コロナウイルス感染拡大」など、予測が困難な社会を生き抜く子どもにとって、他者との関わりは、ますます重要となってきている。その基盤づくりとしての幼稚園教育において、家庭と地域との関わりを担う場としての幼稚園経営を進めていきたい。